なんとなくgimingaw na ko nimo( 英語のI miss you に近い)
Cebuanoは、私にとっては日本語以外で唯一"語感"レベルで感じられることば(語彙力としては英語のほうがたぶんあるけど)この可愛らしいラブソング、翻訳しないで!というビサヤの人たちからのメッセージがネット上あちこちにみられるくらいにネイティブなビサヤ人のこころにしみるうたらしい。
私はネイティブじゃないので翻訳しないでとまでは言わない。可愛らしいラブソングだってだけでも充分だけれど、探したらセブアノ文字の字幕つきというのがあったのでこれを採用。スペイン人が来る前から"フィリピン"諸島の人たちは文字を使っていた。PC用のフォントをつくってる人もいるのだ。
この曲は1st Visayan songwriting campaign http://www.artistko.com/vispop/ の予選通過6曲のひとつ。優勝は逃したものの、ネット上では一番人気になっている。
大抵の場合、こうした文化運動はあまりおもしろくない。ang tingog sa bag-ong sigbuanon "新しいセブアノの音" というキャッチコピーの割には、banner songs にも、エントリー作品にも新味が無いのが残念なところ。
ただこの可愛らしいラブソングbalay ni Mayang "マヤンの家"はちょっと違う。作者のMarianne Dungog & Kyle Wong にはぜひ次回作を期待したい。
Marianne Dungog の soundcloud に初期バージョンとプロのシンガーソングライターMartina San Diegoによる本選バージョンが聴ける。
https://soundcloud.com/marianne-dungog
私のようなネイティブでない人間の外からの視線でも、これは新しいvisayan folk songと
この可愛らしいラヴソングに出会ったのは2013年の9月だった
思い出しても、もうだいじょぶだ。
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