2016-9-26[月]新しく林業をはじめよう。と言っても、森林で無いところで始めるのではなくて、
松枯れ被害が進むアカマツ林で、アカマツを皆伐したあとに、
林業をはじめようというお話。
それまで、林業をやってきたという意識はあまりない地域。
アカマツ林は天然生で、燃料や農業資材などのためにいくら伐り出しても
そもそも人工がそれほど多くない地域なので、簡単に再生してアカマツ林になってきた。
その間に生えるクヌギやコナラも使いたい放題使って、薪や炭にしても、森林として絶えることは無い。
細木や炭は売ったこともあったようだが、伐り出した建築用材を、よそに売るということもほとんど無く。地元では製材業もあまり盛んでない。
たまに、杉や桧を植える人がいたとしても、ごく小面積。
地域として木材生産林業を意識した事などほとんど無かったのではないか。
ごく最近になって、松林の中に小面積でも植林をはじめた人も、あいてる土地に木でも植えておくという程度のことで、植えた木の収穫のことまで考えていたとは思えない。
そんな土地で
カラマツ林業を提案しようという。
無謀な試みかな。
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