2016-9-19[月]本当に信じられなくらい久々に、部屋を掃除した。決して広くは無いこの部屋で、ただ前に向かうだけの日々。 片付けも掃除もマトモにしてこなかった3年余。
目が決定的にダメになってしまい、パソコン作業を最低限にするために、立ち机に切り替え、それでもちょっと長いだと頭痛がしてくる。そこで、余った時間を片付けと掃除に使うことにしたのだ。
大量の紙資料、そのほとんどはゴミだ。一回読めば済むもの、ほとんどがデジタルデータでパソコン内にもあるもの、受け取ったけれどもそもそも読むつもりも無かったパンフレットの類。
およそ文書と呼ばれるもののうち、紙のかたちで保存しておく必要のあるものなど、ほとんど無い。
ただ書籍の形になっているものは、とりあえず捨てないことにした。
本当に大切に保存しておく価値のある文書は、手書きの手紙だけと言っても良い。
いまでは、ほとんどのやりとりがメールになってしまったので、手書きの手紙、それも年賀状などではない手紙は、それはとても貴重な大切なものだ。
手書きの宛名の書いてある封筒さえも、捨てがたい。
そっと添えたあった付箋一枚が何物にもかえがたい宝もの。
そえられた短い言葉が生きる力になる。
もう、それだけで、何もいらない。
全てを捨てて、そのひとひら。
持って逃げよう。
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