2016-6-15[水]

川路柳虹は、母方を幕末まで遡ってつながるはるか遠い親類にあたる

日本近代の口語自由詩を確立した、文学史上の偉人だ

いままで、柳虹の詩に直接ふれる機会など無かったのだが

遺作集として7回忌に出版された詩集「石」を手にしてみた。

私は意識して詩をつくり世に発表しようなどと思ったことは無いが、中学生くらいのころからノートに、カタチの整わぬ散文的な詩のようなものをよく書き留めていた。
それらのほとんどはどこかへ行ってしまったが、高校を出て浪人していた頃のノートが数冊、実家に残っているはずだ。

実家を訪ね、その後川路家の家を訪ねるタイミングで出会った詩人の言葉たちは、案外私の不定形の言葉の綴りに通じるような感覚があった。

そういえば、このwikiにもそのような不定形の言葉がときどき綴れている。

それらは意識して創った「詩」のつもりは無かったのだけれど、あんがい、詩のようなものにも思えてきた。

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