2014-02-01

2014-2-1[土]

自分が担当する森林施業団地の施業説明会の日程がようやく決められた。それだけでちょっと気分が良いので、久々に独りで飲んでみる。

無濾過生原酒だが、地元の酒ではない。
爽やかだが、ちょっと苦い。
今日の気分に合っているので、このままもう少し飲むとする。

決められないと本当に困ったことになるのに、なかなかズルズルと決まらない。決まればあとは順調に事を進める自信はあるのだが、どうしても最初の動きが悪い。

準備不足とか出足のもたつきで初戦では敗退し、その後も撤退戦を強いられて、かなり追い込まれてから、反攻に出てなんとか自分の場を確保する。いままで、いろんな状況でそんなパターンになることが多い。

最初からきちんとやれば、もう少し良いところまで行けるのに。なんて言われても、私のスタイルとも言える、この初期のもたつきが、なかなか変えられない。

すべて整然として生きていくことはできない。一旦後退してから盛り返すというスタイル。必ずしも良いとは思っていない。誰かが手伝ってくれても良い。
昔は、自分の流儀に干渉してほしくないなんて思ったものだが、そんな事を言うよりも、仕事がはやく進んだ方が良い、と思うくらいには成長したつもりだ。

生活指導に熱心だった中学校の音楽の先生が、モーツァルトも私が生活指導すれば、もっと長生きして、もっとたくさんの名曲の残せただろう、なんて言ってたのだが、天才音楽家に生活指導などしたら、生まれるものも生まれなくなってしまうというものだ。

私は天才という類ではないけれど、ときどき思い出す話だ。

生活の見直し