2016-8-16[火]

日々の暮らしにあっていかに美しく生きるか。
単に日常に埋没しない事。それが創造性。
でも創造はときに破壊と裏表だ。
だから身体と離れないように。

毎夏、たぶん8月15日前後になると、なぜか花森安治の事が思い出される。

いまのNHKの朝ドラは大橋鎭子がモデルらしいが、テレビは見ないので内容はよくわからない。

私は「暮らしの手帳」の仕事には敬意を評している。

戦後時代を築いた良い仕事だった。

でも、90年代になって、あらためて手にする機会があったとき

もう役割は終えたなと思った。

豊かになったけれど何かが失われた後の時代、バブル後の20年に、できることは無かった。

大橋鎭子さんには、母の仕事と通じて会ったことがある。
あいさつ程度でゆっくりお話したわけではない。

新たな戦前期とも言えるような今の社会状況だが、

もういちど戦後をやりなおす必要は無い。

8月15日は完全休みにしたので、今日書いている。

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