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9 (2012-02-26(日) 01:14:38)
#freeze
*LalaSt.John ララ・セントジョン 
http://www.larastjohn.com/

-カナダのヴァイオリニスト。
-[[magnatune]]で、ロックスピリットを感じさせるバッハのヴァイオリンコンチェルトを聴いて気に入った。ネットを検索してビジュアルを知ったのはその後のこと。

-確かに美人ではあるが、美人ヴァイオリニストというジャンルの人ではない。日本では女性演奏家をすぐにこのようなカテゴリーに入れたがるのが残念

-基本技巧派。恐ろしく正確で強いボーイングとコントロールされた音色と音程。演奏スタイルが名人芸風に最近いよいよ磨きがかかってきている。

-残念ながら日本での評価はイマイチなので来日講演は期待できないかもしれない。

-正統派ではない解釈で古典的権威など吹っ飛ばして心にダイレクトに入ってくる演奏スタイルは大好きだ。



-デビュー以来、ララが最も得意としている作曲家がJ.S.Bach。
>バッハというと音楽室の肖像画のイメージからか、偉大な音楽の権威というイメージができあがっているが、彼女のバッハは純粋に音楽的喜びに満ちている。しかしそれは主観的に崩した演奏などでは決して無い。
>「バイオリンで演奏するのだからこうやろうよ」という音造りになっている。
>リズムと音のバランス、得に緩徐楽章での音程のとり方が絶妙

*音源紹介 review
-[[バッハヴァイオリン協奏曲>http://download.magnatune.com/artists/albums/lara-bach/]]
>すばらしい快速テンポ、はずむようなリズム感が最高
>ダブルコンチェルトで共演しているのは兄のScott

>無伴奏ソナタは一楽章を一息で演奏するような若い疾走感

>ときどき昔の名人芸風の弓づかいでヴァイオリンをガィーとならしたりするので普通のバッハの演奏になじんでる人は嫌うかもしれない。


-[[バッハ無伴奏ヴァイオリン>http://download.magnatune.com/artists/albums/lara-sonatas1/]]/ [[amazon>http://www.amazon.co.jp/Bach-Sonatas-Partitas-Violin-Hybrid/dp/B000VZAVSU/ref=ntt_mus_ep_dpi_3]]
>デビュー以来バッハ弾きだが、この全曲録音では以前より洗練された曲作りがすばらしい。通し演奏無編集というスタジオライヴ的な作品。


-THE FOUR SEASONS PIAZZOLLA: THE FOUR SEASONS OF BUENOS AIRES
-[[ビバルディとピアソラ「四季」>http://www.amazon.co.jp/Vivaldi-Seasons-Piazzolla-Buenos-Hybrid/dp/B001M6AI12/ref=ntt_mus_ep_dpi_1]]

>Vivaldiは昔から聴きなれているイタリア人の演奏や最近のピリオド楽器の演奏と比べたら、ぶったまげること確実。20世紀初頭の名人芸風のソロ。本当に酔っ払ってるような、秋の一楽章
>最近聴く機会が増えてきたPiazzollaの四季。Eduardo MarturetとSimon Bolivar Youth Orchestra  Venezuela の演奏が実に爽快
>magnatune版はピアソラが無い[[ビバルディ「四季>http://download.magnatune.com/artists/albums/lara-fourseasons/]]


-Gypsy
-[[ジプシー>http://www.amazon.co.jp/Gypsy-Franz-Waxman/dp/B000003Y37/ref=pd_rhf_shvl_1]]
>ララはロシアに留学していた頃にロマの音楽家と出会い大きく影響を受けたという、正確無比テクニックだけでではない演奏の"凄み"が聴ける

-Lara St. John & Polkastra
>http://www.youtube.com/watch?v=P-mouRc5UnU&feature=related

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