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2 (2016-10-15(土) 23:12:32)
#freeze
*&date(Y-n-j[lL],2016/10/15);
前座とは言え一応講演と名のついた事をするので、それなりのビジュアルな情報もあった方が良いと思いつつ、ここ数日の寝不足もあって、プレゼン用スライドの準備時間がほぼとれない状態でした。

この際、ライヴ感にあふれるプレゼンをやっても良いかもという開き直りもあり、たまたま予定時間が押していたので、主催者と相談のうえ圧縮したかたちで話をしてみました。

落語は扇子と手ぬぐい、講談は釈台とハリセンという、シンプルな仕掛けで語るわけです。そうした話芸の領域までは至らずとも、スライド等なしでよりライヴ感を重視して語るという流儀をもう少し極めても良いかなと思い直したところです。

もちろんそのためには日々の精進が必要なわけで、たとえば初めての地域でも主要植物の同定くらいあっさりできるような事前準備をしておかなければなりませんし、自分なりに慣れ親しんだ論理を今一度再構築するくらいの学習も必要です。
それに加えて、聴く人たちに届きやすいような内容の整理、語り口、姿勢、発声、音響を意識した間合いなど、工夫の余地は無限にあります。

表現者であろうとする、そんなことをあらためて意識した一日でした。

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