バックアップ表示4 (2016-04-12(火) 23:08:03) #freeze *&date(Y-n-j[lL],2016/4/12); 微妙な言い回しについて、悩むよりも、一瞬の判断で出てきた言葉が大事だ。 何気なくメールの結語に書いてしまった フェイスブックのタイムラインで 「適正な事業執行ができるようよろしくお願いします。」 という言葉を紹介しつつ、公共事業にとりくむ立場を、控えめに表明した。 「適正な事業執行をよろしくお願いします。」ではない。 これだと、依頼か指示になってしまう。 素の文章として「事業執行をお願いします。」だ。 「・・ができるよう・・・・お願いします」という言い回しがまた微妙にいやらしい 「・・ができるよう''に''・・・・お願いします」が標準的だろう ''に''を省いたことで、やや指示的な感じがするか曖昧と受け止めるか。 いずれにせよ「よろしく」は丁寧かつ曖昧に「お願い」を支持する慣用表現だろう。 「適正''に''事業執行ができるようよろしくお願いします。」でもない。 これだと、主体の意思が強いのでお願いに偏り過ぎる。 「適正''な''事業執行ができるようよろしくお願いします。」は、 やや客観的に適正について語っている。 形容詞か連体詞のわずかな違いで、気にしない向きもあるだろうが 例えば「大きな」と「大きい」ではずいぶん違いを感じるはずだ。 これらはいずれも瞬発力で出てきた言葉だから、考えると出てこない。 私の語感がここに表れてしまったわけだが あとから説明しながら、この微妙さを噛みしめる。 お願いでも指示でもない、共感をもった協働を目指したい気持ちがあるのだけれど。 もっと単純に言えないのか。 なんともいやらしい言い回しだ。
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