何かが降りてくる

そういう「とき」ってある。それは必ずわかる。見逃さない、捕まえる。いや本当は逃げられないのだ。

解決するのではない。ただ新しい何かがはじまるのだ。

何かの正体は見えない。でもそこから楽しいこと、うれしいこと、もちろん苦しいことやつらいことも、みんな新しくなる。

そういう「とき」はきっとわかる。

時計の針が重なったそのとき。スイッチが入る。

カチ、カチ、カチッっと、ひとつのスイッチが次のスイッチへつながって、いろんなものがまわりだす。

もう君はここにいるね。ぼくらは仲間になれたんだね。

深呼吸。

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