「補助金」林業

https://www.facebook.com/yunikayama/posts/10212150706792737

補助金が無ければ林業事業体の経営が成り立たないのは現実だけど、「補助金林業」やってる限り、キコリ(=林業技能者)が地域産材で家を建てるのは難しい。
いまどき労働者が家を持つなんて事自体が戯言と言われるかもしれない。
でも、現代のキコリは「特殊作業員」では無く「高度技能者」だし、まさか選木のような山づくりで最も重要な仕事を「専門技術者」でなく「普通作業員」にやらせるなんて事はありえない。
そういう事を一応経営者(雇われ身分だが)である者として理解したうえで、林業事業体経営から林業経営へ半歩踏み出すこと。
経営がうまく行かないからと言って役員報酬を下げても(仮にゼロにしても)キコリの生活を豊かにすることはできない。社長らしく高級車に乗れと言うわけじゃないけどね。
(あの補助金不正事件の根もここにあるのだがとりあえず
説明は省略)


昨日の長野県の林業共同就職説明会は、過去最低レベルの参加者だった。求人倍率が上がるとそうなるらしい。はじめて出たのはリーマンショックの翌年、あのときは500人以上集まって入場制限したくらいだった。
このままでは、長野県の林業は人材枯渇で終わってしまう。
林業への評価(社会からも自らも)を高める努力はまったくたりてない。

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