告白

好きです

こんなところで公開するのもナンですけど。

仕事が好きかと言われると実はあんまり好きではないのです。

計画とか構想というよりは、妄想とか夢のほうが多くて、実現可能性とか考えないほうが良い。

それでも何で仕事を続けているのか？と言われれば、

生活のためとかではなくて、

やっぱり好きだからなんです。

そのことをきちんと伝えてこなかった。

誰に？

もちろん山にです。

正直に言えば、いままでこんなに好きだとは思っていませんでした。

気がついていませんでした。

楽しいとか、意義のある、価値のある、やりがいのある仕事だとか。

そんな言い訳で、山に通っていたのです。

そして、仕事を組み立て、まわして行くことに、価値を見出して、それなりに情熱をかたむけては来ました。

なぜ、そんなに頑張れたのか、その理由は、世間的な価値判断のようなモノでした。

でも、最近になって、山の事をものすごく知りたい、知り尽くしたいと思うようになってきた。

そして、とにかくいつでも、出来る限り長い時間、目的があっても、無くても、傍らにいたいと思うようになってきた。

つまり、好きになったのです。

単純に、いよいよ本格的に。

たとえば人を好きになった場合には、まぁいろいろ配慮があって、そう簡単に公開告白とかできませんし。相手の事を思えば、そもそも告白とか簡単じゃないですよ。

でも、相手は、山です。

圧倒的に山です。

正直にすべてを告白して、さらけ出して、許しを乞うことができるのです。