2015-11-27[金]

経営とか営業などには関心が無いという在り方は、職人としては正しいかもしれないが、私はあえてそのような職人的なプライドを捨てて、営業のため、経営のために、時間と労力を使う事を厭わない。

なぜなら、職人としてかかわる事のできる最高の現場を持っているから。小さく目立たぬ、ほんの少しだけの仕事ではあるけれど、身体を使った働きをそのまま受け止めれくれる、絶対的な安心感のある、山があるから。

1年に一本そこで木を伐らせてもらえるだけでも、有難いことなのに、毎月一本以上も、そこで木を伐り出すことが許されている。

あとは世間の評価とかプライドとか、どうでも良いので、このような仕事の場が将来にはもっと広がっていることを夢見て、なりふり構わずに営業に出かける。経営を妄想する。

成功を求めるわけではない。

自己実現にもこだわらない。

ただ、いま・ここに、居ることを、現し続ける。

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