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#freeze 選挙結果は残念だった。ある程度覚悟していた事もあり、それほど悲観的ではない。 前回の参議院選挙のころからだと思うが、選挙になると少しだけ政治的行動をするようになった。 政治に無関心ではないが、自ら政治的行動はしてこなかった20年余、これからはもう少し日常を政治化しなければならないだろう。 ---- 自分でこれと言った選挙活動はしなかったけれど、FaceBookではいくらか選挙がらみの投稿をして、それなりの反応もあった。 SNS特にFaceBookは友だちの輪なので、選挙運動ツールとしては弱い。それを承知でそこから外へ出なかったのは、私自身の政治意識の弱さだ。 [[民主主義と選挙]] https://www.facebook.com/yunikayama/posts/10210045103833979 https://www.facebook.com/yunikayama/posts/10210081667268042 https://www.facebook.com/yunikayama/posts/10210096048667568 https://www.facebook.com/yunikayama/posts/10210097405741494 https://www.facebook.com/yunikayama/posts/10210099757000274 ---- 長野県の野党統一候補、杉尾ひでやが大差をつけて当選したが、私はこの運動にも直接かかわってはいない。一票を投じただけだ。野党共闘が全体としては負け越すなかで、ぎりぎり獲得できた一議席を、これからどう活かすことができるか、この運動のエネルギーをどのように日常化できるが課題だ。 比例区では福島瑞穂に票を入れた。社民党は衰退どころか消滅の危機にあるなかで最後の独りとして参議院に残って欲しいと思ったからだ。 ---- FaceBook上だけの事だが、比較的力をいれて応援したのは三宅洋平だった 三宅洋平については、3年前から政治文化を揺るがす新しい運動スタイルに注目していた。もちろん政策も悪くは無いが、その実現への道筋に独創性はみられず、普通の環境市民派的な考え方を反映しているレベルだ。 だが地方議会に立候補する若者を増やすなど、前回の選挙の効果はじわじわ広まっている。 しかし近年の彼自身は沖縄でミュージシャンをやりながらオーガニックショップを経営する日常で、政治的にはどちらかと言えば傍観者的になっていたし、アーティストらしい自由で尖った発言が時々聴こえてはきたが、まさか今回の選挙には出ないのだろうと思っていた。 投票日前日のFaceBookのタイムラインでの友人の質問にこたえて書いた推薦文は、どちらかと言えば批評的、最後の一行のカッコ書きが推薦文的には弱い。 怪しげに見えるが言ってることは概ねマトモだ。 人々の政治へのかかわりかたを変えようとしている。 政治文化的には、すでに革命的な変化を起こしている。 主義主張を通すだけではなく、本気で話し合い議論をする姿勢がある。 高いコミュニケーション能力は政治家の必須条件。 言葉で呼びかけることが、言葉を引き出し、人々を動かす力がある。 対立では無く対話を通し、わかりあえる事を信じている。 つまり人間や世界に対して、本質的にポジティブだ。 ピュアなアーティストだが、世界の現実を真に受けて、政治という汚れまくった 世界に自らを捧げる覚悟を感じる。 ミュージシャンだから全てはパフォーマンスという表現形だが、 何かをとりつくろったり、みせつけるような表面的表現ではなく、 言葉そのものをアートにしようとして、日々深化している。 政治家としてはもちろん未知数だが、失敗を恐れる必要はない。 こんな従来の政治的な常識では手に負えないような、政治家が国会にはいるべきだ。 (投票日前だからあえて褒めるだけにしておく) もちろん、褒められないところもいろいろある。 簡単に言えばトンデモ的な言説に影響されやすいというところだろう。アーティストの感受性としてはそれも良いのだが、政治家としては危ういことは確かだ。 それでも3年前に比べれば、自分たちのカルチャーを押し出す要素を減らして、より幅広く呼びかける姿勢を感じられた。 「チャランケ」という言葉を控えたり、ラップ調よりは語り調にシフトしたり 結果としては選挙フェス以上の票は集まらなかったということだろうが、残念ながらあの選挙フェスも7月1日あたりがピークでその後の彼の演説はややマンネリだった。 フェス的な陶酔によって選挙運動は支えられていたけれど、3年前の山本太郎のような切実さが無かった。だからギリギリで投票に結びつかなかった。 これから三宅洋平はまたしても選挙欝になってしまうのか、それとも政治家としての自覚を深め、さらに深化した選挙フェス~政治フェスを各地に拡散できるのか。
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