脳を知る

最近、もしも誰々の頭の中を見てみたら・・・という話題が仲間内で盛り上がって、私に振られたので、「空っぽ、でもあらゆるところにつながってる」とこたえた。

それは、私にとって「脳」というものについての直感的な言葉だったのだが、その後、自分自身の脳というものについて、いろいろ考える機会を得て、自分と世界についてのいろいろなことを、再構築しはじめている。

まだまだ勉強をはじめたばかりなのだが、宇宙について考えるのと同じくらいスリリングだ。

そのごく初歩的な勉強の成果かどうかわからないが、自分の脳のどの部分が活動しているか、ということをかなりリアルに感じられるようになった。

脳は、私という人間の中にある宇宙への入り口のようなもので、その広がりはまさに無限とも言えるのだけれど、実際にはかなり込み入った構造をもっていて、無意識のうちにその構造のなかに迷い込み、機能不全に陥ってしまうことがわかってきた。

修正するには、意識的で計画的なロードマップが必要なのだ。

まずは凝りをほぐすこと。どうやら血流の問題ではなさそうだ。
その時々の脳の様子を画像にうつし出すことが出来れば便利なのだが*1とりあえず、自分自身の側からイメージしてみる。

これが、気の流れということなのだろうか。
確かに何かがよどんでいる。
グルグルまわって、出口が無いようなメロディーが延々と続く。
しかし、注意深く観察すると、それは、円を描いているのではなく、螺旋になっているようだ。 
つまり、完結していない。常に変化しつつ、解放されるときを待っているのではないか。


*1 脳科学的にも興味があるが

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