原発は止めるけど、戦争はやる、そんな方向に行きそうな悪夢が一瞬頭をよぎる(公に説明できる根拠はない)。まずは原発廃炉最優先で廃炉利権は容認するとして・・。政治の潮目に利権シフトがおこる。

エネルギーシフトも利権シフトとセットだが、政局がらみで、もっときな臭いことになりかねない。

それでも、まずは原発を止めなければならない。

原発なんてものはいずれ止まる。だが近いうちにとか可能な限りはやく、ではなく、直ちに止めなければならない。現実にいつ止まるかという推論はともかく、こんな非人道的な殺人装置に対して「直ちに止める」以外のことは考えられない。

現に無理やり再稼働した大飯原発の2機の原子炉だけで、この夏を乗り切ることはできるだろう。動かすことが必要という政治的理由で動かしているだけのことだ。

このような政治的理由は状況によって変わるものなので、原子炉の稼働自体はいずれ止まる。今は「再稼働」が必要だっただけなのだから。

原発を動かし続けている仕組みや思考方法が変わらないと、原子炉が廃炉になった後に、あらたな殺人装置が稼働してしまうということを、認識しておく必要がある。

推進側に必要なのはこうした「殺人装置」(システム)を稼働し続けることなのだ。

脱原発、再稼働反対の立場は変わらないけれど、基本的な自分の政治的立ち位置を確認しておかないと、とんでもないことになる。

ツイートにしようと思ったけれど、長く引っ張りそうな内容なので、ここでズルズルと展開していきます。

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