タイミング †私は間が悪いときにケガをしてしまった。
朝起きたら症状は思ったより悪く、ほぼ捻挫と言えるくらいに、伸びた靱帯をさらに痛めてしまったらしい。感覚的には全治2週間といったところか。
ところが、このタイミングに合わせて、田植機で田植えをしたいという仲間がいて、余った苗まで持ってきて、本来なら私が今日一日手える予定だったところを、2時間ほどで植えてくれた。
まさにタイミングというものだ。私がケガをしなければ彼はせっかく買ったばかりの田植機を試す場所がなかったわけなのだが「これほど機械植えに助けられたことはない」
昨日スタックしてしまった耕運機も、隣の田んぼの人が力をもてあましぎみの息子とともに、明日にでも救出してくれることになった。おかげで、秋まで耕運機を田んぼの中に放置するという悪夢は避けられた。(5年ほど前にも同じようなことがあったが、これまた偶然訪ねてきた人に助けられたことがある)
ケガがきっかけで、地域の隣人のありがたさをあらためて実感することになる。もしも私ひとりならば、今年は約半分の田んぼを諦めざるを得なかっただろう。
自分が独りで生きは生きていけないということは、何度も実感していることだけれど。どちらかと言えば故障の多い人間なので、まわりに助けられなければ暮らしていけないのだ。
今度の故障期間をどのように過ごすか。実はこれまた良いタイミングなのだが、すでに私にはやることがあるのだ。
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