yuni’s 有為記/2005-02-15

生まれていらい、ずっと土壁の家で生活している。

土に囲まれているということは、精神的な安定に良いような気がする。

壁に囲まれ、壁に守られているという感覚は悪くない。

しかし、壁は人やものを隔てるという役割も持っている

山崎ハコの「心の中は何かでいっぱい」にうたわれている壁が私の壁論の原点だった。

前へ進むことの障害。でも実は仮想の壁。あるいは壁への依存。そんなものは、もたれかかろうとしても、支えてはくれないのだ。

ベルリンの壁も見に行かないうちに無くなっていた。

座禅では壁に向かって座る。

壁とは対面するものなのだ。

面壁九年とまでは言わない。わたしには悟ることはとりあえずどうでもいいから。

いま・ここを見つめ直すために、壁はあらわれる。

さらに、壁について語るページに発展するか?

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