「ソフトウェアは、無償で利用可能であるべきであり、自分の言語で利用可能であるべきであり、どのような身体的な障害を持っていても利用可能であるべきである。そして、利用者はソフトウェアを好きなようにカスタマイズおよび改変する自由を持つべきである。」Ubuntuマニフェスト(Ubuntu Japanese Team 翻訳)
ubuntu開発元 http://www.ubuntu.com/
じっくり読めばいろんなことがわかる。
Fluxbuntuが使えない
一応というのは途中でaptの設定でしばらく固まっていたのがいつの間にか復活して、language packのインストールから正常化するという、変な挙動があったのだ。
インストール直後の起動では「美しい」新しいfluxbuntuのdesktopが表示された。
firefoxのアイコンをクリックしてからの挙動がおかしい、異様に起動が遅いのだ。
日本語対応を試す前にとりあえず再起動してら、起動画面の途中で止まってしまう。
コミュニティに報告しようにもアカウント登録ができない、ここに英語でレポしても誰も見ないだろうし・・・・・
ubuntu本
- 結局時代が進んでもペーパレスではなかなかうまくいかない、例えばubuntuの情報だって、webで探して継ぎはぎ情報を集めるよりは、まとまった本があると嬉しい。というわけで、ubuntuについての本の紹介。
- まずは公式ガイドブック
『Ubuntu徹底入門 The Official Ubuntu Book日本語版』
http://www.ubuntulinux.jp/tettei-nyumon
こういう本は基本中の基本なんだけれど、けっこう高いし読み終わらないうちに新版がリリースされてしまうので、普通私は買わない。でもubuntuユーザとしての必読書というか、ubuntuプロジェクトを応援する意味もこめて買うことにした。
『あなたがUbuntuを使う61の理由』 松本 淳著
http://www.ohmynews.co.jp/news/20070813/14014
松本さんのブログはいままでずいぶん読ませていただいて、いろいろ参考にしてきたのだけれど、本という形にまとめると、普及用には使いやすい。
この手の本は大抵の場合開発側に近い人か、PC系ライターの書いたものなのだが、松本さんは普通のユーザの立場で書いているということでもおすすめ。
海外のオンデマンド出版サイトからの発注だけど難しいことはない
Fluxbuntuはリリース延期
- 7.04(Feisty Fawn)に合わせてリリースされることになっていた、Fluxbuntu linux は開発スケジュールを見直し、ubuntuの次期リリース7.10(Gutsy Gibbon)に合わせたリリースになった模様。http://fluxbuntu.org/
現状ではwindowsマシンを買い替えたあとの旧式マシンにインストールされることが多いlinuxなのでKDEやGnomeはもちろんXfceでも重いと感じるデスクトップ環境。
私は買い替えできずに使っているメインマシン、Duron1GHz/380Mbで快適にvmware+widows2000を使うために、xubuntu+Fluxbox+Roxという私家版"Fluxbuntu"もどきを使っている。400MHz128Mb(つまりwin98世代のマシン)での需要も多いだろうから、Fluxbuntuプロジェクトには注目している。
もちろん最新最速マシンで3Dデスクトップを実現するにも、ベースになるものは軽いほうが良いに決まっている。
さらに、Fluxbox+RoxはwindowsやMacの真似ではない独自の快適環境を実現していて好感を持っている。
このプロジェクトはcanonicalによる正式なubuntuファミリーではなくとても小さな活動のようなので応援したい。と言っても私には暇もスキルもないので、宣伝役くらいかできないのだけれど。
ubuntu 7.04 Feisty Fawnにアップグレード
- 4月20日に日本語版ローカライズ版が出たので、ついうっかりsynapticからアップグレードを選択してしまったら、サーバがメチャ混んでて6時間もかかてしまった。
アップグレードはなにかと不安定なので、HOMEをバックアップしたうえでクリーンインストールを選んだほうがいいかもしれない。これだとbittorrentが使えるので、高速ダウンロードができる。しかし、すでにいろんな追加アプリを入れているし、設定もいじっているので、アップグレードのほうが簡単だと考えたわけ。
アップグレード後に生じた不安定は
http://ubuntu.livedoor.biz/archives/54079025.htmlなどを参考にして解消。
ubuntu 6.10 Edgy Eft を導入
- やっとのことで、ターボリナックス10デスクトップ(以下TL10D)を卒業できた。
次はDebianと考えていた。快適に使うためにはどうしてもブロードバンド環境がなければならない。今月になってようやく我が「やさかむら」にもCATVによるインターネット接続が実現。公称10M(実測5M弱)のネット環境が整った。
Debianは雑誌の付録のsergeのCDが手元にあったのだが、TL10Dから新しいDVDドライヴがうまく使えない。
そのうちKnoppixも手に入ったのだが、KDEベースなのでうちのマシンではまともに動かない。
そうこうしているうちに、長年使ってきたTL10DのX関係のファイルが壊れて、rootでないとログイン出来なくなってしまった。一般ユーザではfailsafeしか使えない。
もうこうなれば、ターボを出るしかない。
日本のローカライズコミュニティ http://www.ubuntulinux.jp/ から手に入れる。
ftpでは無限に時間がかかりそうだったのだが、Bittorrentという方法がお勧めらしい。
実際に使うにはtorreent用のクライアントソフトが必要なのだが、ビジュアルに今何が起こっているかよくわかるAzureusというツールがおすすめ。TL用のrpmなんてのは無かったが、これはソースからビルドできたのでok。
いわゆるP2Pによるファイル共有で、世界中のコンピュータから同時並行にダウンロードするので、驚くほど早いではないか。しかも、いつのまにか私のマシンも誰かにファイルを送っているのだ。
これをCDに焼いてインストールすればいいのだ。
当然だがhome以下のファイルは全てバックアップする。
外付けHDドライブが壊れてしまい、DVDにも焼けないので、しばらく放置してあった、Win Me 時代のFMV-bibloを取り出してみた。Duron700MHz 128Mbのマシンだ。Meにはさんざん泣かされたあげく、TL10Dを入れてしばらく使っていたが、LANのソケットが物理的に壊れて使えなくなっていたのを修理。せっかくだからまずこれにubuntuを入れようと考えた。ところがライヴCDがどうしても途中でとまってしまう。どうもメモリ不足らしい。
あきらめて、knoppixを入れてみたらちゃんと動いた。ただしCDのままでは遅すぎるので、HDDにインストールした。ところがKDEがめちゃくちゃ重くて、何をやってるのかわからない状態、でも使えないことはない。
このマシンにネットワーク経由でバックアップ。bzipしてから転送したのだが、どちらのマシンも遅いので、忘れたころにやっと仕事がおわるという感じ。
メインマシンはDuron1GHz 370Mb という、これまた時代遅れのマシンなので、はたしてCDからのubuntuはとても不安定だった。何回かリトライしないと起動できないし。起動しても、マウスを動かすだけで固まってしまう。どうやらこのCDブートは、メモリをかなり食うようだ。
しかたなく、Gnomeのセーフモードで起動し、インストールを実行。うっかり壊れたHomeのパーティーションを温存してインストールしてしまい、初期設定ではrootログインができないのでやり直し。結局HDDの中身を全部消す。クリーンインストールになった。
バックアップが成功していて良かった。
腫れ物に触るような(マウスに振動さえあたえないように)してインストールには成功。
- さらに個人的な趣味と、マシンの実状にあわせて、xfce-desktopをインストールすると。
gdmによるログイン画面がxubuntuに変わったが、ホンモノのxubuntuになったわけでない。
かつて苦労してTL10DにXfceを導入したことを思うと嘘のように簡単にネズミのデスクトップを手に入れることができた。!
中身はubuntu+xfceだから、gnomeを選ぶこともできる。