夏至の十五夜

明日6月21日は、夏至で旧暦5月15日だ。

天文学的に正確な満月は22日の午後1時14分だということで、暦では22日を満月としているけれど、この時間に日本から月は見えないので、十五夜を満月とする常識的感覚で言えば、今年は夏至の夜が「満月」だと思う。(16日の夜は十六夜(いざよい)でしょう。)

夏至と冬至の夜、みんなで電気を消して、ローソクの明かりで過ごそうという運動がある。~
百万人のキャンドルナイト

こういうことにみんなが真面目にとりくむのはとても良いことだと思う。でも私はイベントをやろうとは思っていない。静かに電気を消して、出かけたりしないで、家族とか親しい人とか、ごく身内で過ごすのが良いような気がする。

で、今年はせっかくの「満月」なので、天気が良ければ、月明かりというのも悪くない。

「スロー」なという言葉がはやっている。一方で今日も戦争は続いている。

「地球にやさしく」といいながら、あまり人にやさしくない。

人間はその程度のモノであり

実際、地球は、ヒトには結構きびしい。

でも、それが私たちの生きる源なのだ。

間違いなく言えること、それは私たちは地球の一部だということ。

そして、地球でいちばん、よくしゃべる生き物だということ。

おしゃべりも良いが、せっかく語る力を与えられているのだから、

語り明かす夜があってもいい。

月夜には、狸も踊り出すというから、こっそりヒトも踊ってみるか。

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