ｙｕｎｉ’ｓ　有為記/2005-04-09

可能性 †

じっさい、世界や人間について私が知っていることなんてほんの一部でしかないのだし、私自身についてだって、じつは全然わかってないのだから、こんなことあり得ないなんて断言できるわけがない。

それよりも、ほんのわずかな何かを感じ取り、そこからほんとうの姿を見ることができるかもしれないのだから、見えているなら目をそむけることなく、聞こえるなら耳をふさがないで、事実にまっすぐに立ち向かっていく勇気をもたなくては。

ただ、いま・ここで、私にとってほんとうに何が必要なのか、ということだけは見失わないように。見えるもの感じるもの全てを受け入れるべきかもしれないけれど、私の与えられた場所はここなんだし、私の生きる時はいまなんだから。

私になにができるかなんてことは、考えても仕方がない。うまくいくように、私は出来る限りの努力をするけれど、それはあなたの助けがあってはじめて可能なこと。

可能性という言葉は、夢や願い、目標なんかをはるかに越えて、思いもよらない新しい何かをきっとうみだしてくれる。