ザウルスで集材

グラップルの運転を少しかじったのはもう10年も前のこと、皆伐現場、揺動式、12tクラスの日立の縦旋回のマシンで覚えたのが、今回はグラップル兼のザウルスというハイブリッドアタッチメントで、もちろん固定式、コマツのPC50というミニ機で、当然横旋回。

というわけで、相当に勝手が違うのだけれど、半日遊んだあとなので、だいぶ動かせるようになってきた、というかもう仕事になってると思う。

頭の中では、まだこの新しい機械を含めたシステムができあがっているわけではない。だいたい他のメンバーはまだまだ初心者なので、イメージをつかむ以前の段階かもしれない。

しかし、計算上ではかなり仕事をしていかないと、借金は返せない。10年以上もつ機械だが5年で返済しなければならないのだから。楽ではないのだ。

ウインチには根本的な課題があることもわかった。早急に改良のためにまたメーカやディーラと相談していかなければならない。

でも、こういう機械を使いはじめるとなんだか「本格的」な気分にはなってくるものだ。

しかし、技術的な未熟さもあるけれど、残した雑木を相当に痛めてしまったことも事実。いままでの小型作業車システムでは、実に繊細な仕事ができたのだが、こんどの機械で同じレベルまでできるかという問題はある。

森へ向かう基本姿勢だけは失わないこと。

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