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4 (2014-10-02(木) 00:12:25)
#freeze
[[目標]]

目標という概念についての私の考え方を解読する必要がある

それはともかくとして、

私は、目標林型という言葉が好きではない。

とりあえず、私の森林施業観で言えば、目標林型というものは無いと言っておく。

forest type 
森林管理において目指す森林の姿。

[[林相]]が森林の現在の姿を示す言葉として使われるのに対して、変化させていく方向性を示す言葉として林型という言葉が用いられることが多いような気がする。英語ではどちらもforest typeか[[要出典]]


目標林型の考え方 

1,目標?	将来(何年後? 伐期?)  ゴール?  三歩先を読む
>	時間的 	次の間伐 ~ 伐期?
>	空間的		施業対象	森林の何を相手にするか

-立場 誰にとっての目標か
>		森林(生態系)	遷移	極相	攪乱	更新
>		森林所有者	財産  経営 	趣味 	世間体
>		事業体		事業収支	雇用確保	経営の計画
>		技術者		施業論		技術論		生産性
>		需要者		用途(=目標径級 =目標品質)
>		地域(行政)	公益機能	地域経済

2,森林自体の条件 
>変えられない条件	地形  土壌 地質 日照(日向山 日陰山)気候 潜在植生
>施業の結果		林種 (天然林 (天然性林) 人工林)
>林相  単層林 複層林 多層林
				
>樹種  広葉樹林 針葉樹林 混交林 スギ林 ナラ林・・・

>履歴  前世代 保育(手遅れ?) 気象害 病虫害
3,経営目標
>		事業としての経営計画 ≠ 制度としての経営計画
>		持続可能な森林経営
>経営基盤  生産基盤=森林 ~ 市場(market)

4,変化	目標は変化する
>		森林の変化 	森林への理解度は常に不十分
>		需要の変化 	土木用材>集成材>合板材>内外装材>家具木工材
>		経営環境の変化 木材需要 行政施策


5,目標林型・施業体系と いま・ここでの 施業

>生産システム 路網設計



-森林本来の性質としての遷移
--森林自体は目標というような意識を持っているとは考え難いが、森林は生態的法則に従って遷移を進めていく。
--遷移は単線的ではない。
--撹乱と更新

-森林管理的な要求としての目標林型
--管理目標 持続的生産基盤としての林型
--資産形成
--経営論
--技術論  
--施業論 

-社会・経済的要請としての目標林型
--生産目標 目標生産物のための林型
--いわゆる公益的機能
--森林行政



-持続可能性

-施業体系へ








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