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1 (2013-03-25(月) 00:43:53)
#freeze
立っている木を伐り倒すこと。

生きている木を伐り倒すこと。

立木伐採において、最初に心をとめるべきこと。

樹木など植物的な生命と人間のような動物的な生命には、相当大きな質的な違いがある。

特に個体という意味付けの違いが大きい。

しかし、現にこの場所に数十年から100年を超える年月、立って生きてきた存在を伐り倒すということは、生命をいたたくという事に他ならない。

その立木がどのように立っているか、周囲の立木とどのような関係にあるかを、細心の注意をもって観察する。

目的に応じて、その立木をどの方向に、どのようにして伐り倒すかを考える。

実際の伐倒作業の前に、その立木が倒れて行く様子を可能な限り思い描く。

思い通りの伐倒にするために、どのような技術的な工夫が必要か検討する。

クサビ(矢) 牽引などの検討


受け口の形状、方向および開け方。

芯抜き、ミミ切りなど、伐倒を安全かつ正確に、また材の品質を損ねないための措置

追い口の切り方

 伐倒方向の安全最終確認

伐倒木の重心と伐倒作業者の意識上の重心を一致させる

作業者の実際の身体的重心、足場の定め方、チェーンソーの使い方

一旦決めた足場を動かさない。

大径木の場合、足場を動かさないことはできないので、身体の動きのなかで、意識上の重心を絶対に動かさないように注意する

見えない所への意識と可能な限りの目視確認

追い口切り途中での立木の動きの観察と切り込みの修正

伐倒完了後の木の動き

枝払いなど後処理











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