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    4年余の間に、このことを克服したというわけではない。
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    むしろ私は本質的には不安が少なく、何かしら病んでいるときに、はじめて不安が現れる。
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    しかし、多くの人々が不安とどのように向き合うか、日々葛藤している。
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    不安とのたたかいが、例えば[[怒り]]の原因になっている。
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    怒の衝動の背景には、[[恐怖]]と不安がある。
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    恐怖はより直接的な[[生命の危機]]を感じることだから、まず逃げるという行動が優先されるはずだ。
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    不安は、まだ直接的な生命の危機ではない。それが見え隠れするという状態だ。
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    誰かに頼ることができれば、それは不安の危機を乗り越える良い方法だ。
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    幼子が親に無条件に頼るように。
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    頼るためには、愛されているという無条件の前提が必要で、大人になると難しくなる。
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    なぜなら、経験を重ねることで、愛されないことへの不安が起きるようになるからだ。
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    愛は無条件でなければならない。経験を通じて人は行動に条件が伴うことを学んでしまう。
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    ある人は不安を取り除くために、情報を集める。しかし情報は安心を与えるとは限らない。あらたな不安を増やすだけになる場合が多い。
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    個人として、個人とのかかわりの中で、不安を解消できないときに、個人を超えた関係による働きとして、社会をつくろうとする。
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    社会には、仕組みがある。仕組みは約束の積み重ねでできている。
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    本来、社会はヒトという種全体を包含するものだが、そのプロトタイプとして、ちいさな社会がつくられる。
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    全体の課題はともかく、個々人の当面の課題を乗り切るため、目的のある社会組織が必要だ。
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    こうした機能に基づく、集まりとして組織が構成される。
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    組織は、不安を解消できるだろうか。
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    不安は、組織的な働きにとっても、マイナス要因だ。
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    不安が、行動を抑制し、組織的な展望を描くことをやめ、投資を控え、活動が縮小してしまう。
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    例えば資本主義的企業では、縮小は敗退を意味する。
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    優れた経営者は、不安を乗り越え、積極的に希望を創り出す。まず顧客に対して、その結果として、組織内部に対しても安心を与えることができる。
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    だが、本質的には、組織では不安を解消することはできない。まして資本主義企業においては、存在のありかた自体が不安の源泉になりかねない。
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    目的別の仕組みではなく、人類社会全体を包含する無制限の仕組みを構想する者がときどき現れる。そのような仕組みを創る試みは失敗してきた。
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    そのような仕組みが創れることを前提として、強固な思想を組み立てる。
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    そのための哲学を構想する。
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    だが、哲学にはそのような限定はあてはまらない。
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    そもそも哲学は、無制限、無制約な条件のもとでなければ構成できないのだから。
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    情報も、仕組みも、不安を解消することはできない。
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    不安は、生命の危機が背景にあるのだから、不安を取り除くためには、生命そのものに、直接はたらきかけるしかない。
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    (この問題は[[生命]]の課題として、別項で再検討される)
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    2014年4月が、どんな状態だったのか、調査してみたい。
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    2014-04-27(日) 23:57:11
    やや落ち着かない状態のまま、とりあえずこのページをはじめる。
    
    ただし、今日は内容に入るつもりは無い。
    
    不安という言葉でこのwikiを検索してみただけだ。
    
    で、やっぱり不安というのは本質的に日常的だ。
    

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