yuni’s 有為記/2005-04-29
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#freeze *いろいろやった日 [#y1e46f5c] それは、本当にいろいろでしたが、とっても充実しきって、最後にはお酒も飲み過ぎてひっくり返っていました。 朝、田んぼの水揚げ、田んぼ水路にはじめて水を通す作業。以前はセンゲサライなんて言ったりしました。センゲってのは堰(セキが標準語だが訛ってセギ)が訛ったものらしく、およそ水路のこと。それを春一番に水を流すために落ち葉や土砂を浚うということ。数年前ほとんどの区間をパイプにしてしまったので、浚うという感じはしなくなりました。 小学校5年生は総合学習で棚田でお米をつくるので、毎年先生とともに参加。崖っぷちのような山の中を巡る水路に一番驚いたのは、今年から転任してきた担任の先生だったよう。作業の方は過去10年でも最も順調というくらいに早く進み、時間調整も兼ねて途中休憩して山ワサビの花をつんだりしてました。 で、いつもなら終わってから一杯飲んで解散なのですが、今年は突然思いつきスペシャル企画の、田んぼコンサートをやりました。「棚田の風のコンサート」なんてタイトルにしたもんですから、そりゃ威勢良く風が参加してくれました。いろんなモノがとばされてもう大変。でも音楽やるってことの楽しさに、みんな大いに盛り上がりました。 一応予定していた二組(その一組には私も入ってます)が中心で進めたのですが、田んぼ作業が終わって解散したあとも残った小学生たちが、突然参加表明。みんなの見てるまえで、練習、リハーサル、本番としっかりやってくれました。楽器なんて用意してこなかったのですが、鍵盤ハーモニカとリコーダーがあったので、キーボードをドラムにしての即席バンドのできあがりでした。 それにしても小学生たち、ものすごい食欲で、そこらにあった食料をたいらげてくれました。お弁当もってということにはなってたはずなのに・・いや学校の授業としての水揚げ体験は弁当持参ではなかったのでした。 ところで、この企画。あまりに突然だったので、お客さんも演奏者もスケジュールがいろいろで、どうしてもやりたいけれど、午後1時にならないとムリという人たちがいました。そこで、まさに当日朝になって、一日2回公演ということに。 第2部は、先ほどのレギュラーメンバーのほかに。小学生のバイオリン弾きが登場。ほかにタイムスリップした?フォークゲリラの生き残りのおじさんとかも飛び入り。最後はみんなが歌える歌ということで、ナント!国歌(県歌)「信濃の国」斉唱。おそるべき信州人、でも小学生は歌えないのです。信濃ナショナリズムは最近は避けられているらしい・・・というわけで、お客さんよりも演奏者が多い演奏会に。 はじめての企画の段取りと自分の演奏のことで頭がいっぱいで、食べることを忘れて、なぜかひたすら飲んでいた私。1部と2部の間の約1時間で、水路整備の続きをやったりしたもんで、もう完全にまわってました。おかげでスゴイアップテンポな演奏になってたはず。 第3部はキノコの植菌をします。というこれまた突然のアナウンスを聞き流して、私は集落の春祭りへ、年番じゃないので、ギリギリ参加もあり。驚いたことに、上のお宮まで軽トラで登ることができました。災害復旧工事のおかげか。 神事のみのシンプルなお祭りですが、二つのお宮をまわり御神酒も2杯。さらに集会場にあつまっての宴会。お昼を食べ損なってたもので、つまみをやたらに食べまくり。ビールと日本酒を飲まされまくり。なにしろみんな歳とってあまり飲めなくなったもんで、若い衆の役割というか、有る程度は飲むのもしかたない。 やっと家に帰り着いたらもう夕飯時。これで終わりじゃないのが八坂村。夜は消防団の会議。最近二つの分団が合併したばかりなので、いろいろ調整もあり、またなるべく顔をあわせてつきあいを円滑にということもありで、私も最後までつきあうつもりで参加。 さすがに、昼間から飲み続けていたので、途中で寝てしまいました。これ以上飲み続けたら帰れなくなると思ったからかも。 結論から言えば、と最後に書くが、やってみれば楽しいよということ。特に田んぼでの音楽会。これはくせになりそう。 次回は5月14日。「田植えでうた会」詳しくは、http://yasakamura.net/ 実に充実しすぎの一日だったので、ここは日記じゃないと宣言しているのに、報告。
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Last-modified: 2012-01-02(月) 10:31:06