2018-4-5[木]

牧野文平さんが逝ってしまった。

4日もたって、まだ実感として捉えられていないのかもしれないが。

だからと言って、うろたえるとか、悲しむとかといういうことではない。

毎日会っていたわけではないのだから、いまでもただ離れていることに変わりはない。

もう二度と会えないという感覚が無い。

私との対話の続きで言えば、ちょっと先に死んでくる、という程度の別れなのだ。

ただ、日々最も近くにあった家族にとっては、これから少しずつ確実に実感として、

いま触れることができないという現実が降りてくる。

そのことが、いまの私にとっての、おおきな気がかりになっている。

文平さんも、たぶんそれだけは、気にしていると思う。

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