2016-2-6[土]

単に森林として、総体的にしか見ることができなかった森林の中から、一本のブナの木の存在が際立って見えた。そんな経験をしたのは去年の秋のこと。

一度見えてしまうと、気になって仕方がない存在になる。

そのブナのために周辺の枯れ木や倒木と片付け、根元に近づきやすいように歩道をつくり。
折に触れては写真を撮る。

なぜその木が際立った存在になってきたのか。もしかしたらそのブナ自身が、いままでになく枝葉を伸ばし存在感を発揮するようになってきたという事もあり得ないことではない。

しかし、見る側の意識の変化が何と言っても大きいような気がする。

毎日見ているようで見えてないものがある。

このブナだけでは無いはずだ。

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