待ち

何事も、進むときと、待つときがあるものだ。

いまの私は「待ち」の状態半分、そうも言ってられないので、進めることが半分。

本業のほうは、次から次へと進めなければ回っていかないのだが、私ひとりが回しているわけではないので、気楽にかまえることにする。

私自身の在り方をじっくり見つめ直しつつ、まわりで起こっていることについても、落ち着いて観察するとき。

ふだんは相当に鈍感なので、よほど強烈なものでないと感じないことがおおいのだけれど、こうして待ちモードになってみると、ちょっと過敏になっていることがわかる。

人の気持ちの波に飲まれないように、入ってくるもの、出ていくものを、どちらも受け流す。

過ぎていくときも、あえて見逃してやる。

強くも弱くもない、ただ佇んでいる。

私にもとめられている事は何なのか、耳をすませる。

どんなことでも、黙って聴くことからはじめる。

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