yuni’s 有為記/2005-08-23

幸いなことに、私は聞こえるので、にはかなり敏感なほうだ。

耳が良いか悪いかわからないが、主観的に言えば、音の違いがとても気になるのだ。

そう、善し悪しではない。ちがいだ。

それも、絶対値ではなく、いろいろな関係のなかでの配置とか、そういったものだ。

音が空間で、意志をもったように、あるかたちに配置され、言葉のように、人から人へと伝えられるとき、音楽がはじまるような気がしている。

意識を持った存在がいなければ音楽は存在しない。

たとえばそれは、人だ。

音楽が、単に空間に存在するなんてことはあり得ない。

そこに、人がかかわっているから、どうしようもなくそれは言葉をはらんでいる。

?と完全に離れた音楽はない。

それどころか、言葉は実は歌からはじまっているということも。

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