一本の木それぞれについて、周囲の木々との相互関係のなかで、どのように育成し伐採するかを決める方法。

一本の木を定め、その木についてあらゆる情報を得るために、樹形、枝ぶり、木肌、根張り、傷や病変の有無などを観察する。

この木に対して影響のある周囲の全ての木を観察し、影響関係について理解する。

これらの木の立っている場所について、地質、斜面、土壌、水の動き、等について観察し、樹木への影響について理解する。

光、風、その他森林の外部からの影響について観察する。

土壌中の小動物、微生物、菌類の働きについて観察し理解を深める。

その場の「気」について知る。

これを可能な限りの全ての木について行うことで

どの木を生かし、どの木を伐るかを定めてゆく


ついには自分も一本の木になり

木々たちの激しい生き合いに参入する

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