2016-02-21

どこに行っても通用すること。法則。

そのモデルをつくる。実証実験。

科学が発展し、社会構造を複雑化し、世界をひとつにまとめてゆく。

近代を推し進めた力。

そこには、ここで起きたことは、ほかの場所でも同じように起こるという原則的な理解がある。

自然は世界中で同じように働はたらく。

人というものは本質的に皆おなじだ。

そういる原理原則的な世界の捉え方があるから。

帰納法によって、限られた経験をもとに、世界を理解し、世界に働きかける。

自然の斉一性の法則。

「自然界で起きる出来事は全くデタラメに生起するわけではなく、何らかの秩序があり、同じような条件のもとでは、同じ現象がくりかえされるはずだ」という仮定*1

だが、私は、いま・ここにしかいない。

毎日、毎年、私は違う。

ここは、ここでしかない。

ところで、いまとはどのくらいの長さの時間なのか

完全ないまに長さは無い、限りなく短い時間だとしたら、そこには限りなく短いとは言え長さがあることになる。

もうひとつ、こことはどのくらいの広さの場所なのか。
私のいる場所とは、ゼロの空間なのか。

だれかと何かをするという場合には、

いま・ここ、には、現実的にある程度の広がりが生じる。

では、それはどのくらいの時間・空間なのか

例えば、地球という場で、21世紀というのでは、大きすぎるのか

500km、2年というのは、充分に近くて短いのか

1m、3分という、ほぼ無限で永遠を経て

30cm 1秒で、世界が変わるほどの事が起こる


*1 wikipedia

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