心はどこにあるのか

昔の人は心臓にあると思ったらしい。

今では、医学的には悩にあることになっている。

だが、私は身体の全てにあると感じている。

考えるのは、脳の仕事だが、精神的な問題になると、身体、
とくに手足の役割が大きいような気がする。

これも医学的に言えば、脳のどこかが手足をコントロールしているということなんだろうが、私にとって、手や足に怪我をすることは、いわゆる心の傷とあまり違わないほど、精神的な影響が大きいのだ。

遠くを見つめて歩くのではなく、いつも次の一歩のことを考えて、どうやって足を踏み出すかということばかりを、意識しているような人間にとって、文字通り足の運び方が、とっても重要なのだ。

これは何かのたとえではない。

歩くということ、それ自体が、おそらく私にとっていちばん私らしい行為なのだ。

そういえば、最近、目的もなくただ歩くということをしていない。

膝が完全に良くなったら、思い切って徒歩旅行!

昔考えていたけど実現できなかった。

今も、無理だ。

でも、無駄に歩くのは好きなので、日帰りの範囲で無目的に歩いてみよう。(遭難しないように!)

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