ｙｕｎｉ’ｓ　有為記/2005-04-16

音出しcheck †

田んぼで音楽をやりたいと以前からほのかに思っていたのだけど、なかなかきっかけがつかめないでいた、最近いろいろなことがめぐりあわせて、やろうよという気持ちになった。

そんな話を田んぼ仲間にしたら、実はとってもやりたかったという人がいて、とにかく自分たちの小さなコンサートをやろうという話になって、今日はじめての相談会をやった。
村の顔見知りの範囲で音楽やりそうな人って結構いるので、呼びかけてみたけれど、今日現在出演がほぼ確定しているのは２組だけ。

ほんとうにコンサートになるんだろうか、とちょっと不安も。でも部屋で話していてもなかなかイメージがわかないということになって、それじゃ試しに音をだしてみるじゃんということで、ちいさな発電器とちいさなアンプ、キーボート、私は家にギターとリコーダーをとりに行き、それに鍵盤ハーモニカも加わって、山の中の田んぼ（棚田とも言う）で実際に、歌ったり演奏したりしてみた。

音響のcheckとかが目的だったのだけれど、実は田んぼで歌をうたったり笛を吹いたりしたのはじめてだった。夕方でちょっと寒かったけれど、とっても気持がちよかった。

キーボードはアンプがないと音が出ない、アコースティックギターもちょっと必要、歌は人によって歌い方によって、リコーダーと鍵盤ハーモニカは生でちょうど、などなど・・

とにかくこの場所でちょっとだけ音楽をやってみただけで、すっかりコンサートができそうな気分になってきた。

自分の食べる米をじぶんでつくりたいというだけでやってる田んぼで、自分の楽しむ音楽も自分たちでやってみるという、あくまでその程度の気持ちです。（音楽の自給と言えないこともないかもしれないけど。）

というわけで、突然ですが来る４月２９日、田んぼの水あげ（水路に最初に水を通すこと）の日に、田んぼにかかわってる仲間とその知りあいだけで、極ミニコンサートをやることになりました。場所は八坂村の梨の木棚田、朝８時から作業、コンサートは１１時くらいからという感じになるでしょう。

街だったらストリートライブという感じですが、場所がら告知しないと誰も通りがかる人もいないので、一応もう少し内容が固まったら、http://yasakamura.net/にドーンと広告します。

とりあえず気楽にやりはじめつつ、すでに５月には田植えで歌う企画も構想中だったりします。

耕耘機も修理できたみたい。明日は籾まき。