選ぶということは、いくつかある選択肢から、「これ」を定めるという行為なのか?
林業では伐る木を選ぶことを選木と言う。(皆伐で無ければ残す木を選ぶ事でもある)
選木の方針、考え方、理論、技術、いろいろあるが、この森林をどうするのかという事を決める具体的な作業は、この選木に収斂すると言ってもいい、とても重要なしごとだ。
「なぜこの木を伐るのか」荒山雅行さんは、説明できない選木を許さなかった。
私は言い訳しかできなかった。
もちろん言い訳にはそれなりの理屈がある。大げさだが理論と言っても良い。
これについては選木の理論という項目を別にたてて本格的に論じよう。
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