ここで言う円とは、日本国の通貨のこと。
縁がある故にどうしても、身体で参加したい現場があったのだけれど、とりあえず現段階で参加する事を諦めた。
機材や移動の経費が浮いたので、そのまま活動に寄付することにした。
縁を円に替えたわけではないので、いつの日かその場にかかわりたい。
どうかかわれるかについては、まだなんとも言えないのだが、
簡単にポジショントーク的な客観的評価だけはしないつもりだ。
私は一応林業の専門家ではあるけれども、ここ数年、森林や林業について、一般論で語らなければならない立場を避けるようにしている。
普遍化が必要な場面は確かにある。
政策的課題は個別の事情の積み重ねというよりは、普遍化が求められる。
ここでうまくいけば、どこへ行っても通用するはずだ。そんなモデルづくりが求められる。
だが、私はそうした方法論が好きではない。
個別の具体的ないちいちの現場にとらわれる。
縁に縛られる。
地縁、血縁、腐れ縁・・・・・
|