製材機

きこりの仕事を始めて以来、丸太を板にする製材ということが自分でできたらと思い続けている。

丸太が板や角材になったとたんに、それはまったく別物になる。
まるで新しい生き物になったように、
その瞬間を身近なものにしたくて、いつかは自家製材をしたいと考えている。

板を挽いてもそれで何かをつくるかと言われれば、つくりたい気もするという程度のことでしかない。つまり具体的な目的はない。ただ丸太が板になって新しい木の肌が表れる瞬間が好き、そしてその板にカンナをかけ、磨き込んでいく。

調べてみるとチェーンソーを使ったログミルの類もいろいろあるのだが、そんなに高く無いのに買ったことがない。

今日はハスクバーナのホリゾンという製材機で、いろんな丸太を挽いてみた。

作業は仕事というよりは実験的なものだった。

この製材機はとても良くできていると改めて関心した。チェーンソーミルと比べると音が静かなだけでも素晴らしい。ただ微妙な調整が必要で、その部分がトラブルを起こすと簡単にはなおせないことがわかった。どんな機械でも使いこなすにはちょっとしたコツがあるのだろう。

それにオモチャとしてはちょっと高い。

アラスカンミルあたりがシンプルでいいのかな等とも思う。

でも昔ながら木挽きにもあこがれがあって、一度ちゃんとやってみたいと思っている。

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